↓以下、原文
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弊社は、2012年7月3日、関東財務局から業務改善命令の中で、
弊社のシステムがお客様に有利なスリッページ（※）分（以下「ポジティブ・スリッページ」）
をお客様に還元しない仕様になっていた点について、十分に説明し、
適切な対応を行うよう指示を受けました。
その直後から、対応方法につき検討を重ねて参りましたが、
今般、弊社システムがお客様のポジティブ・スリッページに対応していなかった
2008年6月30日から2010年12月17日の期間に執行されたお取引に関して、
ポジティブ・スリッページ分（以下「調整額」）をお客様取引口座に返金させて頂きます。
※スリッページとは、お客様の発注タイミングと実際の約定タイミングの時間差の間に
相場が動き、発注価格と約定価格にズレ（値すべり）が生じることを言います。
このうち、お客様に有利な方向に価格がズレることをポジティブ・スリッページと呼びます。
従来の弊社の取引システムでは、お客様と弊社の間で生じるポジティブ・スリッページは
お客様に還元していたものの、弊社とカバー銀行との間で生じる
ポジティブ・スリッページについては、お客様に還元しない仕様となっておりました。
このため、2010年12月にシステムの改修を行うとともに、2011年に米国の関連会社が、
現地の規制当局の指示により、この部分をお客様に返金することを
決定したという経緯がございます。
つきましては、お客様の過去の取引データにより確認させて頂きました調整額を
お客様取引口座に入金させて頂きたいと存じます。
なお、弊社では、ポジティブ・スリッページに対応するようにシステム変更を
既に完了しており、2010年12月18日以降のお取引については
ポジティブ・スリッページ分もお客様に還元される
仕組みになっておりますので、ご安心下さい。
（中略）
弊社による価格調整並びに弊社執行システムの強化による
ポジティブ・スリッページ適用への対応に関しましては、
下記URLをご覧頂きますようお願い致します。
http://www.fxcm.co.jp/ad/ff_faq_slippage.html
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ということで、以前にもブログで書いた
『FXCMジャパン証券株式会社に対する検査結果に基づく勧告について』
への対応ということで、丁寧に説明されていています。
FXCMジャパン証券口座は現在は利用してませんが、
キチンと説明を行うのは良い印象です。
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